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▽ベラルーシでは26日に大統領選が行われ、独裁者のルカシェンコ大統領がよく知られていない名ばかりの候補に圧勝した。
2025年1月26日/ベラルーシ、首都ミンスクの投票所、ルカシェンコ大統領(ロイター通信)

カナダ政府は27日、ロシアの同盟国ベラルーシに追加制裁を科し、大統領選挙の結果を拒絶した。

ベラルーシでは26日に大統領選が行われ、独裁者のルカシェンコ(Alexander Lukashenko)大統領がよく知られていない名ばかりの候補に圧勝した。

著名な野党政治家は海外に逃れているか投獄されているため、出馬できなかった。

選挙管理委員会が出馬を許可した野党候補はルカシェンコ氏に忠誠を誓っている。政策に反対すると逮捕されるためだ。

カナダ外務省は声明で、ベラルーシ政府が重大かつ組織的な人権侵害を犯したと非難。10個人と12団体を制裁リストに追加した。

また同省は大統領選を「不正の極み」と断じた。

ルカシェンコ氏は1994年に就任して以来、一貫して野党、人権団体、独立系メディアを弾圧してきた。

2020年の大統領選では結果に抗議するデモを力でねじ伏せ、数万人を逮捕、数千人を殴打した。

それ以来、多くの野党指導者や活動家が亡命を余儀なくされている。

EUとイギリスもベラルーシへの追加制裁を発表している。

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