◎73年前に誘拐されたとみられるルイス・アルマンド・アルビノさんの姪が関係機関の協力を得て叔父を発見した。
1951年に米カリフォルニア州オークランドで行方不明になった当時6歳の少年が東海岸で見つかった。現地メディアが22日に報じた。
それによると、73年前に誘拐されたとみられるルイス・アルマンド・アルビノ(Luis Armando Albino)さんの姪が関係機関の協力を得て叔父を発見したという。
警察、FBI(連邦捜査局)、司法省が捜索に協力した。
報道によると、アルビノさんはベトナム戦争に従軍した海兵隊の退役軍人。その後、消防士として働き、孫もいるという。
アルビノさんの姪は今年6月に叔父と再会した。
1951年2月21日、アルビノさんはオークランドの公園で行方不明になった。姪によると、アルビノさんは女性に「キャンディーを買ってあげる」と声をかけられ、ついていったという。
ABCニュースは姪の話しとして、「女性は叔父と一緒に飛行機で東海岸に行き、叔父はそこで実の息子のように育てられた」と伝えている。
アルビノさんが東海岸のどこに住んでいたかは明らかにされていない。
姪によると、アルビノさんの実の母親は2005年に亡くなるまで、息子は生きていると信じていたという。
アルビノさんを誘拐した女性もすでに亡くなっている。
オークランド警察とFBIが関係者から話しを聞いている。