米カリフォルニア州沿岸に「冬の嵐」接近、高地では大雪に
サンタバーバラからロサンゼルスにかけての広い範囲で、この嵐によって洪水や土砂崩れ、がけ崩れの危険性が高まっている。
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米カリフォルニア州沿岸地域が危険な冬の嵐に備え、警戒を強めている。気象台は16日、南カリフォルニアの沿岸部に大雨洪水警報を発令した。サンタバーバラからロサンゼルスにかけての広い範囲で、この嵐によって洪水や土砂崩れ、がけ崩れの危険性が高まっている。
ABCニュースによると、南カリフォルニア地域では17日朝から昼にかけて大雨が予想され、雨量は多いところで150ミリに達する見込み。一部地点では200ミリを超える可能性もあるという。このような大雨は過去の山火事現場周辺での土砂崩れや泥流発生のリスクを高める恐れがある。
雨は強い風を伴う見込みで、海岸山脈などでは最大風速が20メートルに達すると予想されている。また、気象当局は強い雷雨が沿岸から中央カリフォルニアにかけて発生し、局地的な激しい風やゲリラ豪雨、一部では竜巻の可能性も排除できないとしている。
雨は夜間も断続的に続く見込みで、18日未明から午前にかけては一旦小康状態となるが、再び中央カリフォルニアから北部へと別の雨雲が進む予報となっている。この前線は週後半にも影響を残し、北カリフォルニアからオレゴン州、ワシントン州に至る太平洋岸全体で雨や雪をもたらす可能性があるという。
シエラネバダ山脈などの高地では雪が強まる見込みで、カリフォルニア州東部では標高の高い地域で1.2メートルを超える積雪が予想されている。今週後半にかけては、同地域の一部で2.4メートル以上の積雪となる恐れもあり、交通や山岳地帯での安全確保が課題となっている。
この嵐はカリフォルニア州全体の水資源に貢献する可能性がある一方で、短期的には洪水や土砂災害のリスクが高まるため、地元自治体や気象当局は住民に対し最新の気象情報の入手と安全確保を呼びかけている。特に低地や河川近く、山火事跡地に居住する住民は、水の流れの変化や土砂の動きに注意を払うよう強く促されている。
