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ブリトニースピアーズさん逮捕、後見制度終了後のタイムライン

今回の逮捕は約13年間続いた後見制度が終了して以降の彼女の歩みに改めて注目を集めている。
米国の人気歌手ブリトニー・スピアーズさん(Getty Images)

米国の人気歌手ブリトニー・スピアーズ(Britney Spears)さんが4日夜にカリフォルニア州で逮捕された。警察によると、スピアーズさんは同州ベンチュラ郡で逮捕、その後保釈された。裁判は5月4日に予定されている。今回の逮捕は約13年間続いた後見制度が終了して以降の彼女の歩みに改めて注目を集めている。

スピアーズさんは2008年、精神状態の悪化などを背景に裁判所の命令で成年後見制度の下に置かれ、父親を中心とする管理者が彼女の財産や生活の多くを管理してきた。しかし2021年11月、米ロサンゼルスの裁判所が制度の終了を決定し、13年に及んだ管理体制は正式に終わった。この判断はファンや支援者による「#FreeBritney」運動の広がりなど社会的議論を背景に下されたものだった。

自由を取り戻した後、スピアーズさんは私生活の再出発を図った。2022年には俳優でフィットネストレーナーのサム・アスガリ(Sam Asghari)さんと結婚し、新しい人生の節目を迎えた。長年にわたり厳しく管理されてきた生活から解放された彼女は、SNSなどを通じて自身の近況を発信し、ファンとの交流を続けた。一方で、夫婦関係は長くは続かず、その後離婚に向けた手続きが報じられるなど、私生活では不安定さも指摘されるようになった。

2023年には自伝「The Woman in Me」を出版し、後見制度下での経験や家族との関係、芸能界での苦悩などを率直に語った。同書は世界的なベストセラーとなり、スピアーズさんの人生とキャリアに対する再評価を促すきっかけとなった。彼女は書籍の中で、長年にわたり自身の生活や仕事が厳しく管理されていた実態を明かし、自由を求める思いを振り返っている。

しかしその後も、彼女の生活をめぐる出来事はたびたび話題となった。SNS上の投稿をきっかけに警察が安否確認を行ったことや、ホテルで足を負傷して救急対応が要請された出来事など、私生活に関する報道が続いた。こうした出来事は、後見制度終了後も彼女の生活が世間の強い関心の中にあることを示している。

そして2026年3月、スピアーズさんは運転中に警察に停止を求められ、酒気帯び運転の疑いで逮捕された。拘束後まもなく保釈されたが、この事件は世界的なニュースとして報じられた。関係者はこの出来事を「弁解の余地がない」としつつ、彼女の生活を支えるための支援体制を整える必要性にも言及している。

世界的ポップスターとして1990年代末から活躍してきたスピアーズさんは、長年の法的管理体制から解放された後も、結婚や回顧録出版など新たな節目を経験してきた。一方で私生活の混乱や今回の逮捕など、波乱も続いている。今回の事件は自由を取り戻した後の彼女の人生が依然として大きな注目を集めていることを改めて示すものとなった。

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