▽米国の対ブラジル貿易は黒字であるにもかかわらず、10%の輸入関税が課された。
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ブラジル政府は2日、トランプ(Donald Trump)米大統領の「相互関税」発表を受け、あらゆる選択肢を検討していると表明した。
トランプ(Donald Trump)大統領は2日、「米国解放の日」を宣言し、世界の株式市場を動揺させた。
米国の対ブラジル貿易は黒字であるにもかかわらず、10%の輸入関税が課された。
トランプ氏は全ての国や地域を対象に、一律10%の輸入関税を課すとしている。
税率は▽中国34%▽EU20%▽インド26%▽日本24%▽カンボジア49%▽ベトナム46%▽タイ36%▽台湾32%▽インドネシア32%▽スイス31%▽韓国25%▽イギリス10%▽オーストラリア10%▽ブラジル10%などとなっている。
ブラジル大統領府は声明で、「国益を守るため、世界貿易機関(WTO)に訴えることも含め、二国間貿易を確立するために可能なあらゆる措置を評価・検討している」と述べた。
その数分前、連邦議会は報復関税などの対抗措置を含め、ブラジルの商品やサービスを対象とした一方的な貿易措置に対応するための法的枠組みを確立する法案を賛成多数で可決。ルラ(Luiz Inácio Lula da Silva)大統領はまだ署名していない。
この法案は米国を名指しせず、「国民の利益を守るために、一方的な貿易障害に対し、必要な措置を講じることができる」と書かれている。
大統領府はトランプ関税への対応として、議会がこの法案に基づく枠組みを承認したことを強調した。
また大統領府は「米国と協議する用意があり、米国の主張は現実を反映していないと考えている」と述べ、米国の対ブラジル貿易で大幅な黒字であることを指摘した。