ピンポンダッシュ失敗、11歳少年が背中撃たれ死亡 米テキサス州
少年は背中を撃たれた後、1ブロックほど走り、倒れた。
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米テキサス州ヒューストンで「ドアノックチャレンジ」を行った少年(11歳)が撃たれた事件について、捜査当局は1日、この少年が亡くなったと明らかにした。
ドアノックチャレンジ(ピンポンダッシュ)は他人の家のドアをノックしたり、インターホンを鳴らして、住人が出てくる前に逃げるいたずらのこと。多くの場合、子供のいたずらとして行われるが、犯罪行為にも該当しうる迷惑行為である。
事件はヒューストン南東部の住宅地で8月30日の午後10時55分頃に発生。警察に「少年が撃たれた」と通報が入った。
ヒューストン警察署は少年の年齢を10歳と発表していたが、その後11歳に訂正した。
同署の広報担当はABCニュースの取材に対し、「少年は搬送先の病院で8月31日に亡くなった」と語った。
それによると、少年は背中を撃たれていたという。
ヒューストン市警殺人課の捜査官は1日の声明で、「事件当時、現場に急行した警察官は目撃者から複数人が走って逃げたと説明を受けた」と述べた。
警察は少年を撃ったとされる人物を拘束。事情聴取を行った後、解放したが、少年が亡くなったことを受け、再び拘束した。
ABCは警察筋の話しとして、「この民家の所有者が拘束された人物かどうかは確認中である」と報じた。
複数のメディアが目撃者などの話しを引用し、「撃たれた少年と同年代とみられる複数人が現場から走り去った」と伝えている。
AP通信によると、少年は背中を撃たれた後、1ブロックほど走り、倒れたという。