米イエローストーン国立公園でツキノワグマ殺処分、5年ぶり
イエローストーン国立公園でツキノワグマが殺処分されたのは5年ぶり。
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米アイダホ州のイエローストーン国立公園でキャンパーの食料をあさることを覚えたツキノワグマが殺処分された。当局が明らかにした。
国立公園局(NPS)によると、イエローストーン国立公園の職員は7月11日午後5時ごろ、公園の北部にあるキャンプサイトで発生した「一連の懸念される出来事」を受けて、成獣のツキノワグマを殺処分したという。
イエローストーン国立公園でツキノワグマが殺処分されたのは5年ぶり。前回の事例は2020年7月に公園内のキャンプサイトでキャンパーが負傷したケースであった。
NPSは声明で、「このツキノワグマは6月7日、キャンプサイトのテントを破壊し、食料をあさった。7月11日にはサイトの食料保管施設に侵入し、食料袋を引き裂いた」と説明した。
専門家によると、イエローストーン国立公園でツキノワグマが人間に接触することはほとんどないものの、キャンパーが残したゴミを食べたクマがキャンプサイトに近づいてくることが稀にあるという。