◎バイデン氏は夫人とともにホワイトハウスの公邸で側近や上級スタッフとともに選挙結果を見守る予定。
米国のバイデン(Joe Biden)大統領が5日、運命の大統領選をホワイトハウスのスタッフと共に見守っている。
ホワイトハウスによると、バイデン氏の5日の公務は補佐官などにより定例ブリーフィング以外何もない。公的なイベントもなしだ。
現地メディアによると、バイデン氏は夫人とともにホワイトハウスの公邸で側近や上級スタッフとともに選挙結果を見守る予定だという。
ABCは政府高官の話として、「バイデン大統領は全米の選挙情勢について定期的に最新情報を受け取ることになる」と報じた。
バイデン氏は4日夜、全米の民主党州党首らと電話会談を行った。
ウィスコンシン州の委員長はABCの取材に対し、「大統領本人から電話がかかってくるとは思わなかった。それほどこの選挙にかけているのだろう」と語った。
バイデン氏は7月、第1回TV討論会での失態を受け、また著名な民主党員からの圧力を受け、選挙戦から撤退し、ハリス(Kamala Harris)副大統領の支持に回った。
バイデン氏は当時の声明で、「大統領を務めたことは私の人生で最大の名誉でした」と述べていた。「再選を目指すつもりでしたが、私が身を引き、残りの任期は大統領としての職務を全うすることにのみ専念することが、党と国にとって最善の利益であると信じています...」