◎コロラド州でクマによる被害が出たのは今年初。昨年は6件報告されている。
米コロラド州、ツキノワグマ(Getty Images)

コロラド州ヒンズデール郡の民家に3頭の子グマを連れたツキノワグマが侵入し、74歳の男性にケガを負わせた。地元当局が6日、明らかにした。

それによると、事件はヒンズデール郡レイクシティで3日深夜に発生。74歳の男性がメスのツキノワグマに襲われ、頭、首、腕、肩、腹部、ふくらはぎにひっかき傷を負ったという。

男性は軽傷で命に別条はなく、自宅で応急手当てを受け、入院も必要なかった。

コロラド州魚類野生生物局(FWS)は声明で、「郡保安官事務所の依頼を受けたハンターが4頭を駆除した」と明らかにした。

それによると、男性はキッチンに侵入したクマに椅子を放り投げたものの、かわされ、壁にたたきつけられたという。

クマは男性にひっかき傷を負わせた後、夫婦の寝室に逃げ込んだ。

保安官がクマを追い出し、ハンターが駆除。医療班が男性を手当てをした。

FWSによると、レイクシティでは最近、ツキノワグマが頻繁に目撃されていたという。

コロラド州でクマによる被害が出たのは今年初。昨年は6件報告されている。

レイクシティの人口は約400人。コロラド州の南西部に位置する。

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