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▽住宅ローン金利は連邦準備制度理事会(FRB)の金利政策決定に対する債券市場の反応など、いくつかの要因の影響も受ける。
売り家の看板(Getty Images)

米国の30年物固定住宅ローン金利が3週連続で低下した。

フレディマックは10日、30年ローン金利が先週の6.64%から6.62%に低下したと発表。1年前は6.88%であった。

30年ローン金利は1月中旬に7%強に達して以来、低下傾向にある。金利が低下すると、住宅購入希望者の購買意欲が高まる。

低金利への借り換えを希望する住宅所有者に人気の15年ローンは先週の5.82%から変わらなかった。1年前は6.16%であった。

住宅ローン金利は連邦準備制度理事会(FRB)の金利政策決定に対する債券市場の反応など、いくつかの要因の影響も受ける。

30年ローン金利が今年に入って全体的に低下しているのは、金融機関が住宅ローンの価格決定の目安としている10年物国債利回りの動きに追随しているためだ。

住宅市場の繁忙期とされるこの時期の金利低下は住宅購入希望者にとってまたとない好材料となった。

今のところ、景気の不透明感が住宅ローン金利の低下に寄与している。

トランプ(Donald Trump)大統領は9日、物議を醸している相互関税について、国・地域ごとに設定した上乗せ部分を90日間停止すると発表。一律10%の基本関税は維持するとした。

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