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▽住宅ローン金利は連邦準備制度理事会(FRB)の政策金利に対する債券市場の反応など、いくつかの要因の影響を受ける。
売り家の看板(Getty Images)

米国の30年物固定住宅ローン金利が8週間ぶりの高水準に達した。

フレディマックは17日、30年ローン金利が先週の6.62%から6.83%に上昇したと発表。1年前は7.10%であった。

30年ローン金利は1月中旬に7%強に達して以来、低下傾向にあったものの、再び上昇に転じている。金利が低下すると、住宅購入希望者の購買意欲が高まる。

低金利への借り換えを希望する住宅所有者に人気の15年ローンも先週の5.82%から6.03%に上昇。1年前は6.39%であった。

住宅ローン金利は連邦準備制度理事会(FRB)の政策金利に対する債券市場の反応など、いくつかの要因の影響を受ける。

30年ローン金利は10年物国債利回りの動きに緩やかに追随している。

10年債利回りは1月中旬に4.80%前後まで上昇した後、ゆっくり下落していたが、先週、トランプ政権の関税政策による潜在的な影響に対する投資家の不安から国債が売られ、4.50%まで急上昇した。

10年債利回りは17日の日中取引で4.32%となっている。

トランプ(Donald Trump)大統領は先週、国・地域ごとに設定した相互関税の上乗せ部分を90日間停止すると発表。一律10%の基本関税は維持した。

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