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米30年物固定住宅ローン金利6.17%、4週連続低下 25年10月

住宅ローン金利は連邦準備制度理事会(FRB)の政策金利に対する債券市場の反応など、いくつかの要因の影響を受ける。
売り家の看板(Getty Images)

米国の30年物固定住宅ローン金利が4週連続で低下した。

フレディマックは30日、30年ローン金利が先週の6.19%から6.17%に低下したと発表。1年前は6.72%だった。

低金利への借り換えを希望する住宅所有者に人気の15年ローンも先週の5.44%から5.41%に低下。1年前は5.99%であった。

30年ローン金利は2024年10月3日(6.12%)以来の低水準となった。

住宅ローン金利は連邦準備制度理事会(FRB)の政策金利に対する債券市場の反応など、いくつかの要因の影響を受ける。

FRBは29日、フェデラルファンド(FF、短期借入)金利を0.25%引き下げ、3.75~4.00%とすることを決めた。利下げは前回9月に続き2会合連続。

昨年の住宅販売は30年ぶりの低水準に落ち込み、今年に入ってからも低迷が続いている。

長期金利の代表的な指標となっている10年物国債利回りは30日正午時点で4.08%。先週からわずかに上昇した。

30年ローン金利は10年物国債利回りの動きに緩やかに追随している。

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