鉄道会社の車掌が貨物列車にはねられ死亡 米モンタナ州
事故はビリングス郊外で午前9時40分頃に発生。貨物鉄道会社「BNSF鉄道」に勤務していた男性車掌が貨物列車に接触し、その場で死亡が確認されたという。
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米モンタナ州ビリングスで鉄道会社の車掌が貨物列車にはねられ死亡した。国家運輸安全委員会(NTSB)が19日、明らかにした。
それによると、事故はビリングス郊外で午前9時40分頃に発生。貨物鉄道会社「BNSF鉄道」に勤務していた男性車掌が貨物列車に接触し、その場で死亡が確認されたという。
AP通信は当局者の話しとして、「車掌は自分が運行していた貨物列車を止め、隣の線路に入り、はねられたようだ」と伝えている。
現地メディアによると、NTSBと連邦鉄道局(FRA)の職員が原因を調査中。亡くなった車掌の身元は明らかになっていない。
BNSF鉄道は米国における最大級の貨物鉄道会社の一つである。正式名称は「Burlington Northern Santa Fe Railway」で、1995年にバーリントン・ノーザン鉄道とサンタフェ鉄道の合併により誕生した。
本社はテキサス州フォートワースに位置する。運行路線は全米28州に広がり、総延長は5万2000キロメートルを超える。主に石炭、穀物、消費財、原材料、自動車などの貨物を輸送しており、特に農業やエネルギー産業において重要な役割を果たしている。