チャーリー・カーク追悼式典会場に武器持ち込む、男逮捕 米アリゾナ州
カーク氏は9月10日、西部ユタ州の大学で開かれていたイベントで銃撃され死亡した。
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米国の保守系活動家チャーリー・カーク(Charlie Kirk)氏の追悼式典が行われるスタジアムに武器を持ち込んだとして、男が逮捕・起訴された。現地メディアが20日に報じた。
アリゾナ州の公安当局によると、ジョシュア・ランクルズ(Joshua Runkles、42歳)容疑者は同州グレンデールの追悼式典が行われるスタジアムに警察官を装って武器を持ち込んだという。
式典は9月21日に行われる予定だ。
ABCニュースは情報筋の話しとして、「容疑者は禁止区域への武器持ち込みおよび警察官になりすました罪に問われている」と伝えている。
警察は容疑者の認否を明らかにしていない。
現地メディアによると、容疑者は警察官でも保安官でもない。逮捕後、同州マリコパ郡の刑務所に勾留された。
カーク氏は9月10日、西部ユタ州の大学で開かれていたイベントで銃撃され死亡。捜査当局は2日後、タイラー・ロビンソン(Tyler Robinson、21歳)容疑者を逮捕した。
シークレットサービスは20日の声明で、「ステートファーム・スタジアムで不審な行動をしていた人物について、地元機関と連携して調査している」と述べた。
この式典にはトランプ(Donald Trump)大統領とバンス(JD Vance)副大統領も出席する予定である。
カーク氏は米国の現代保守主義を象徴する若手活動家であり、「ターニングポイントUSA(TPUSA)」を通じて大学キャンパスや若者層に強い影響を与えてきた。その活動はリベラル派との激しい対立を生み、米国社会の分断をさらに際立たせる一因ともなっている。