スポンサーリンク
▽政府は現在、軍用機などを使って移民を本国に帰還している。
米南部テキサス州のメキシコ国境沿い(ロイター通信)

米国南部のメキシコ国境で25年1月に検挙された移民の数が激減した。現地メディアが18日に報じた。

税関・国境警備局(CBP)のデータによると、1月の南西部国境沿いの検挙数は6万1465件。24年12月は9万6048件であった。

トランプ(Donald Trump)大統領の就任式(1月20日)後、件数はさらに減少した。

就任式前の3週間は1日平均2000人以上の移民が逮捕されていたが、就任式後は1日平均786人にまで減少した。

24年1月に南西部国境沿いで逮捕された移民は17万6195人であった。

CBPのデータによると、1月21日~1月31日間の検挙数は24年同時期から85%減少した。

トランプ氏はフェンタニルと不法移民による「脅威」を理由に、国際緊急経済権限法(IEEPA)に基づく国家非常事態を宣言。CPBの法執行活動を支援するため、軍と州兵の南部国境での活動を許可した。

政府は現在、軍用機などを使って移民を本国に帰還している。

また政府は取り締まりの対象にギャングや暴力犯罪者を挙げ、学校や教会、裁判所での法執行活動を禁止する方針も撤回した。

アフィリエイト広告
スポンサーリンク