▽女性とその夫は6日午後、オーランド南部の湖でカヌーに乗っていたところ、アリゲーターとみられるワニに襲われた。
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米フロリダ州オーランドの湖でカヌーに乗っていた女性がワニに襲われ死亡した。フロリダ州魚類野生生物局(FWS)が7日、明らかにした。
それによると、女性とその夫は6日午後、オーランド南部の湖でカヌーに乗っていたところ、アリゲーターとみられるワニに襲われたという。
FWSは声明で、「ワニは2人が乗ったカヌーをひっくり返し、女性を水中に引きずり込んだ」と述べた。
この湖では今年3月にも女性がワニに肘を噛まれる事件が発生していた。
オーランド警察の署長は記者会見で、「夫婦は水深1メートル弱のところでカヌーに乗っていたところ、大きなアリゲーターとみられるワニに出くわした」と語った。
署長は目撃者の話しを引用し、「男性はワニを撃退しようとしたが、うまくいかなかった」と述べた。男性がケガをしたかどうかは不明。女性の死因も明らかになっていない。
その後、ハンターが体長約3.3メートルのアリゲーターを捕獲。さらに、別のアリゲーターも捕獲した。
FWSはワニから身を守るために、日中は指定された場所でのみ泳ぎ、ペットは鎖につないで水辺に近づけないよう推奨している。
米国内には推定500万匹のワニが生息している。
FWCによると、1948年以降、フロリダ州でヒトがワニに襲われる事件は2024年までに487件発生し、少なくとも27人が死亡している。