◎少なくとも2人の学生がプラスチックや陶器の道具を使って、別の学生の身体に人種差別的な言葉を刻んだ。
米ペンシルベニア州ゲティスバーグの私立大学で2人が学生が別の学生にケガを負わせたとして停学処分を受けた。現地メディアが22日に報じた。
この事案は水泳チーム内で確認され、少なくとも2人の学生がプラスチックや陶器の道具を使って、別の学生の身体に人種差別的な言葉を刻んだという。
大学の責任者は声明で、「先週、2人の学生が特定の道具を使って、学生の身体に人種差別的な言葉を刻んだという報告を受けた」と述べた。
それによると、この2人は謹慎処分を受け、水泳チームの活動にも参加していないという。それ以上の詳細は明らかにしていない。
責任者は声明の中で、「この事案はキャンパス内の住居区で発生し、水泳チームの上級生から最初の報告があった」と述べた。
また責任者は「どのような関係であろうと、どのような動機であろうと、同校に個人のアイデンティティや生い立ちに基づいて貶めたり、品位を落としたり、疎外したりするような言動が許される場所はない」と非難。正確かどうかもわからない断片的な情報に基づいて行動しないよう注意を促した。