15歳の姉と13歳の弟が失踪、モルモン教が関与か 米アイダホ州
末日聖徒イエス・キリスト教会は「モルモン教」と呼ばれ、一夫多妻制を実践し、その指導者は終身刑に服している。
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米アイダホ州東部で15歳の姉と13歳の弟が行方不明になっている。警察が25日、明らかにした。
それによると、母親は2人が末日聖徒イエス・キリスト教会のメンバーと一緒に「旅立った」と主張しているという。
末日聖徒イエス・キリスト教会は「モルモン教」と呼ばれ、一夫多妻制を実践し、その指導者は終身刑に服している。
アイダホ州ジェファーソン郡保安官事務所によると、15歳のレイチェル・フィッシャー(Rachelle Fischer)さんと13歳のアレン・フィッシャー(Allen Fisher)くんは22日の夜に失踪したという。
末日聖徒イエス・キリスト教会の元会員である母親はABCニュースの取材に対し、「2人は宗教的な義務を果たすために、メンバーと一緒に旅だったと信じている」と語った。
母親は警察に捜索願を提出している。
母親はABCに「2人は先に進むことが使命であると考え、メンバーと一緒に旅立ってしまった」と述べた。
アイダホ州警察が2人の写真を公開し、情報提供を呼びかけている。
末日聖徒イエス・キリスト教会は1830年に設立されて以来、同教会を示す際に「モルモン」の名称を使用してきた。
同教会において、聖典である「モルモン書」はイエス・キリスト(Jesus Christ)の言葉を「回復」するため、創設者であるジョセフ・スミス(Joseph Smith)によって示されたと考えられている。