米カリフォルニア州沖に小型飛行機墜落、乗員3人全員死亡
事故は26日遅くに発生。沿岸警備隊がモントレー郡の海岸から300メートルほどの地点に飛行機が墜落したという報告を受け、巡視艇を派遣した。
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米カリフォルニア州中西部沖の太平洋に小型飛行機が墜落した事故について、警察当局は27日夜、乗員3人全員が死亡したことを確認した。
事故は26日遅くに発生。沿岸警備隊がモントレー郡の海岸から300メートルほどの地点に飛行機が墜落したという報告を受け、巡視艇を派遣した。
モントレー郡保安官事務所は27日遅くの声明で、「乗員3人は搬送先の病院で死亡が確認された」と述べた。
現地メディアによると、海岸付近にいた複数人が墜落に気づき、警察などに通報した。
3人が搭乗していた双発のビーチ95-B55バロンはサンカルロス空港を午後10時11分に離陸。フライトトラッカーの飛行追跡データによると、午後10時37分にモントレー近海でレーダーから消えた。
沿岸警備隊の巡視艇が付近を捜索し、機体を発見。地元警察と消防も出動した。
沿岸警備隊によると、ダイバーが27日の午前3時頃に1人を救助。その後、午前6時30分から9時15分の間に残り2人を救助したという。
墜落の原因は明らかになっておらず、連邦航空局(FAA)と国家運輸安全委員会(NTSB)が調査している。