▽墜落したのは地元の航空会社ベーリングエア社の445便。6日の午後3時20分頃にレーダーから消え、7日にアラスカ州ノームの南東約55キロ地点で発見された。
![](https://kagonma-info.com/wp-content/uploads/2025/02/2025年2月7日/米アラスカ州沖、航空会社ベーリングエアのセスナの残骸(ABCニュース).jpg)
米アラスカ州沖でベーリングエア社のセスナが墜落した事故について、同州警察は8日、乗客乗員10人全員の身元を確認したと明らかにした。
墜落したのは地元の航空会社ベーリングエア社の445便。6日の午後3時20分頃にレーダーから消え、7日にアラスカ州ノームの南東約55キロ地点で発見された。機種はセスナ208B。乗客9人とパイロット1人が搭乗し、州内の空港から別の空港に向かう途中であった。
救助隊は現場で10人全員の死亡を確認した。
救助隊は遺体を収容し、ノームに搬送。全員の身元を確認したとしている。
パイロットは34歳男性。乗客9人は全員成人であった。
墜落の原因は明らかになっておらず、連邦航空局(FAA)と国家運輸安全委員会(NTSB)が調査している。
NTSBの報道官は記者会見で、「セスナの残骸は1日に10キロ以上移動する流氷の上にあったため、回収も調査も困難であったが、救助隊が厳しい任務を安全最優先で遂行してくれた」と語った。
NTSBによると、セスナは6日の午後3時18分頃、急速に高度が下がり、失速。レーダーから消えたという。