◎このセスナは23日の捜索救助訓練に参加中、ラリマー郡の山岳地帯に墜落した。
米コロラド州北部の山岳地帯に民間航空パトロール(CAP)のセスナが墜落し、2人が死亡、1人が負傷した。警察が24日、明らかにした。
それによると、このセスナは23日の捜索救助訓練に参加中、ラリマー郡の山岳地帯に墜落したという。地上で巻き込まれた人はいなかった。
ラリマー郡保安官事務所は声明で、「乗組員のうち2人は現場で死亡が確認され、3人目は重傷を負って近くの病院に空輸された」と明らかにした。
墜落の原因は明らかになっておらず、連邦航空局(FAA)と国家運輸安全委員会(NTSB)が調査している。
NTSBはX(旧ツイッター)に声明を投稿。現場に調査官を派遣していると述べた。
CAPも声明を出し、犠牲者に哀悼の意を表し、当局の捜査に協力するとした。
コロラド州知事によると、亡くなったのは機長と後部座席に乗っていた写真家。3人はCAPの隊員で、定期的に訓練任務を行い、航空写真を撮影していたという。
CAPの隊員数は約6万人。運営は主に退役軍人、元幹部候補生、指定されたプログラムを修了した者によって行われている。