▽事故は28日の午後9時30分頃に発生。乗客乗員にケガはなかった。
カナダの航空会社エアカナダの旅客機が東部ノバスコシア州のハリファックス・スタンフィールド国際空港に着陸した後、車輪に不具合が発生し、滑走路上で身動きが取れなくなった。現地メディアが28日に報じた。
それによると、事故は28日の午後9時30分頃に発生。乗客乗員にケガはなかった。
地元テレビ局が報じた映像には左側に傾いた状態のプロペラ機から避難する人々の姿が映っていた。
報道によると、機種はボンバルディアQ400型機。左翼が地面に接触し、損傷したという。
消防は出火する恐れがあるとして、機体に水をかけた。
エアカナダによると、事故を起こしたのは国内線の2259便。最東部ニューファンドランド島のセントジョンズを出発し、予定通りハリファックス空港に着陸した後、トラブルが発生した。
同社は声明で、「乗務員は駐機場に向かう途中で車輪に不具合が発生したと説明している」と述べた。
乗客は滑走路からバスで空港建屋に移動した。
カナダ運輸安全委員会(TSB)が事故原因を調べている。