9歳少年が誤って5歳妹を撃ち殺す、33歳父親逮捕 米アリゾナ州

銃器を適切に管理しなかったとして、33歳の父親が逮捕された。
パトライト(Getty Images)

アリゾナ州フェニックスで9歳の少年が父親のライフルで5歳の妹を誤って撃ち殺害した。現地メディアが5日に報じた。

それによると、銃器を適切に管理しなかったとして、33歳の父親が逮捕されたという。

事件は3日夜に発生。父親は警察の取り調べに対し、自宅の外にいたところ、家の中から銃声が聞こえたため、息子の部屋に駆け込むと、娘が倒れていたと証言したという。

父親は警察に通報し、娘を病院に連れて行った。

警察によると、署員がこの家に踏み込み、ライフルと9歳の少年を発見したという。父親はこの時、病院に向かっていた。

父親は警察の取り調べに対し、「銃を息子の寝室の棚に保管していた」と証言。「息子が銃を手に取り、撃った」と述べたという。

父親は銃器と弾薬を適切に管理しなかった容疑で逮捕された。

米国では毎年、何百人もの子供が装填済みの銃器を手にし、誤って自分自身や誰かを撃つという痛ましい事件が発生している。

報道によると、今年はこれまでに子供が誤って発砲する事件が少なくとも66件発生し、30人が死亡している。

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