米ニューヨーク市で放火殺人、42歳男指名手配=NYPD
仮釈放中の男が住宅に侵入して夫を刺殺し、その後放火したとみられる。
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米ニューヨーク市クイーンズ地区の民家で76歳の男性が殺害され、77歳の妻が重度の火傷を負い、病院に搬送された。市警(NYPD)が9日、明らかにした。
それによると、仮釈放中の男が住宅に侵入して夫を刺殺し、その後放火したとみられる。
州警察の長官は記者会見で、「76歳のフランク・オルトン(Frank Olton)氏は8日、自宅地下室で柱に縛られ、複数の刺し傷を負った状態で、77歳の妻モーリーン(Maureen Olton)氏は1階で重度の火傷を負った状態で発見された」と語った。
また長官は「夫妻の息子(ニューヨーク市消防局の救急救命士)が警報システムで火災を知り、現場に駆けつけた」と明らかにした。
NYPDは防犯カメラの映像から容疑者を特定。仮釈放中のジャメル・マクグリフ(Jamel McGriff)を指名手配し、行方を追っている。
ABCニュースは警察筋の話しとして、「容疑者は被害者の家に5時間ほど留まり、火を放った後、現場から逃走した」と伝えている。
NYPDによると、防犯カメラ映像には容疑者が8日の午後3時頃に家を出る様子が映っていた。