米カリフォルニア州の住宅敷地に人骨、収監中の殺人犯が関与か
現場はサンディエゴ市の南東部に位置する地区。捜査当局は「この物件に遺体がある」という情報を入手したという。
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米カリフォルニア州サンディエゴの住宅敷地で人間のものとみられる「骨」が発見され、捜査当局は元入居者である74歳の男が関与しているとみて捜査している。地元警察が4日、明らかにした。
それによると、現場はサンディエゴ市の南東部に位置する地区。捜査当局は「この物件に遺体がある」という情報を入手したという。
これを受けて、連邦捜査局(FBI)など複数機関が捜索令状に基づいて家宅捜索を実施。敷地内から人のものとみられる骨が見つかった。現在のところ、骨が単一の人物のものか、複数なのかは分かっていない。身元や死因も明らかになっていない。
この男は現在、2023年10月に起きた殺人事件の容疑で起訴・収監中である。この被害者は同年、サンディエゴ市内で銃撃された。
司法記録によると、男は1969年以降、少なくとも17件の重罪と7件の軽罪で有罪判決を受けてきた経歴がある。窃盗、銃器・薬物関連、自動車窃盗、性犯罪登録義務違反など多岐にわたり、獄中や出所を繰り返してきたという。ある記録では、精神疾患の診断を受けていたとの記載もある。
捜査は継続中、当局は新たな情報を求めており、目撃情報などを呼びかけている。
