カナダ西部の学校で銃撃事件、9人死亡、20人超負傷、容疑者自殺
現場は同州タンブラーリッジ。9人のうち7人は中等学校内で死亡、残り2人はこの学校に関連があるとみられる住宅で遺体で発見された。
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カナダ西部ブリティッシュコロンビア州の小さな町で10日午後、複数の銃撃事件が発生し、少なくとも9人が死亡、20人以上が負傷し。地元警察が11日、明らかにした。現場は同州タンブラーリッジ。9人のうち7人は中等学校内で死亡、残り2人はこの学校に関連があるとみられる住宅で遺体で発見された。容疑者とみられる人物も現場で死亡し、警察は自殺の可能性が高いと報告している。
事件は午後1時20分頃に発生。学校内で発砲があったという通報が入り、地元警察が現場に急行した。警察官は校内で6人の死亡を確認し、搬送中に1人が死亡したという。現場では多数の生徒や教職員が負傷し、うち2人は重傷、ヘリで空輸された。地元メディアは25人が重軽傷を負ったと伝えている。
州警察は学校内の銃撃と近隣の住宅での死者2人の事件には関連性があるとみており、捜査を継続していると発表した。容疑者については声明で「死亡が確認され、自殺の可能性がある」としたものの、詳細は明らかにしていない。
タンブラーリッジはロッキー山脈のほぼ中央、バンクーバーの北東約1100キロメートルに位置する人口約2400人の小規模コミュニティ。この中等学校は市内唯一の中等教育機関で7~12年の生徒約175人を抱える施設だ。事件発生後、学校は直ちに閉鎖され、生徒や教職員は避難・保護された。
カナダでこのような銃撃事件は稀であり、異例の事態として地域社会に衝撃を与えている。警察は記者会見で「これまでにない衝撃を受けている」と述べ、捜査を継続していると強調した。
カーニー(Mark Carney)首相は声明で「犠牲者とその家族に深い哀悼の意を表し、負傷者の回復を祈る」と述べ、救急医療や地域支援にあたる関係者への感謝を示した。事件の動機や背景については現在も調査中であり、今後も州警察を中心に情報収集と分析が進められる見込みだ。
