イラン軍の反撃で米兵3人死亡、5人負傷=CENTCOM
CENTCOMは死亡した3人の身元について、家族への通知が完了するまで公表しないとしている。
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米中央軍(CENTCOM)は3月1日、対イラン軍事作戦に参加していた米国の兵士3人が死亡し、5人が重傷を負ったと発表した。複数の報道によると、これらの死傷者は現在進行中の米イスラエルによる軍事作戦「Operation Epic Fury(壮絶な怒り)」の一環で発生したもので、イラン軍の反撃は依然として継続しているという。
CENTCOMは死亡した3人の身元について、家族への通知が完了するまで公表しないとしている。重傷を負った5人の他にも、破片による負傷や軽度の脳震盪などの軽傷者が複数おり、これらの兵士は治療後に部隊へ復帰する予定である。
この発表は米国とイスラエルが2月28日に開始したイランへの攻撃に続くものである。両国はイラン国内の軍事・政府関連の標的を空爆し、これにより最高指導者ハメネイ(Ali Khamenei)師を含む多数の政府・軍幹部が死亡した。イラン側はこれを否定しつつも、反撃としてミサイルやドローンによる攻撃を行い、イスラエルや中東地域の米軍基地、同盟国の施設を標的にしている。
イラン政府は報復攻撃を強化し、イスラエル国内や湾岸諸国、米軍が駐留する基地に向けたミサイル・ドローン攻撃が続いているとみられる。アラブ首長国連邦(UAE)やバーレーン、カタール、クウェートなどでもイラン発の攻撃が相次ぎ、中東全域で緊張が高まっている。これらの地域では民間人にも死傷者が出ており、状況は戦闘地域から広範囲に波及しているとの報告もある。イラン側の死傷者は数百人と伝えられている。
米政府の対応については、トランプ(Donald Trump)大統領がイランの反撃に対し強い姿勢を示していると報じられている。米側は攻撃の正当性を強調するとともに、米兵や同盟国の安全確保を最優先事項としていると説明している。国際社会の一部からは即時停戦と外交的解決を求める声も上がっているが、現時点で戦闘行為が収まる兆しは見えない。
現在の衝突は数十年にわたる米国とイランの対立の延長線上にあるもので、核問題や地域覇権を巡る緊張が背景にある。今回の戦闘によって米軍の死傷者が確認されたことは、米国が直接的な戦闘行為に巻き込まれていることを示す重要な局面となっている。専門家は今後の戦局や国際社会の対応次第で事態がさらに拡大する可能性があると指摘している。
