SHARE:

エヌビディアの半導体チップを中国に密輸、中国人3人起訴=米司法省

司法省はこの中国人3人と米国人1人がタイやマレーシアといった第三国を経由して中国へチップを輸送する計画に関与したと主張。彼らはこれらの製品を購入するためペーパーカンパニーを設立したとされる。
米半導体大手エヌビディアのロゴと中国の国旗(Getty Images)

司法省がエヌビディアとHP製品を中国に密輸したとして、中国人3人を起訴した。20日に開示された起訴状で明らかになった。

それによると、ホー・ニン・ホー(Hon Ning Ho)、チャン・リー(Cham Li)、チェン・ジン(Jing Chen)、ブライアン・レイモンド(Brian Raymond)は2023年9月から同社の半導体チップを中国に輸出したとされる。

司法省はこの中国人3人と米国人1人がタイやマレーシアといった第三国を経由して中国へチップを輸送する計画に関与したと主張。彼らはこれらの製品を購入するためペーパーカンパニーを設立したとされる。

商務省は中国によるこれらのチップの取得を禁止している。

司法省は被告たちが「米国の輸出法規制を回避する」方法を協議したと主張している。

4人はこれらのチップと引き換えに、その活動に対する「見返り」を受け取ったとされる。

被告たちは合計で数百個のチップを中国に密輸したとされる。

この記事が気に入ったら
フォローしよう
最新情報をお届けします