イタリア人男性監禁・拷問事件、2人目の容疑者逮捕 米ニューヨーク市
被害者とされる男性は5月6日にイタリアからニューヨークに到着し、容疑者の家に行ったと警察に説明したとされる。
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米ニューヨーク市マンハッタンのアパートで28歳のイタリア男性が2週間以上に渡って監禁され拷問を受けた事件について、2人目の容疑者が27日に自首した。現地メディアが27日に報じた。
警察は23日にケンタッキー州出身の実業家とされるジョン・ウェルツ(John Woeltz)容疑者を逮捕したと明らかにしていた。
ABCニュースは警察筋の話しとして、「この拷問事件に関与した第2の容疑者も誘拐、暴行、不法監禁の罪に問われる見込みである」と報じている。
2人目の容疑者はニューヨーク市警13分署に出頭した。
報道によると、容疑者は27日午後に送検されたという。
被害者とされる男性は5月6日にイタリアからニューヨークに到着し、容疑者の家に行ったと警察に説明したとされる。
警察によると、男性は容疑者にパスポートを奪われ、性的虐待を受け、23日朝、逃げ出したとのこと。男性は病院に搬送され、手当てを受けている。
警察が容疑者のアパートを家宅捜索したところ、被害者とされる男性が縛られ拷問を受けている写真が見つかった。また複数の拷問具も確認されたという。
警察は容疑者2人の認否を明らかにしていない。
容疑者は男性に対し、ビットコインのログインパスワードを教えるよう命じ、男性がこれを拒否すると殴打し、電気ショックを与え、ロープで吊るし、虐待したとされる。