米FBIがテロ攻撃を阻止、容疑者2人逮捕、ISIS信奉か
この家宅捜索で複数の銃器が押収され、16歳から20歳の少なくとも2人が逮捕、3人が事情聴取のため連行されていた。
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米連邦捜査局(FBI)がハロウィンを標的とするテロ攻撃を阻止した事件について、現地メディアは3日、逮捕された容疑者2人がイスラム国(ISIS)の影響を受けていたと報じた。
FBIのパテル(Kash Patel)長官は先月末、ミシガン州ディアボーンで複数の容疑者がハロウィンに合わせて暴力的なテロ攻撃を計画した疑いで逮捕されたと明らかにした。
この家宅捜索で複数の銃器が押収され、16歳から20歳の少なくとも2人が逮捕、3人が事情聴取のため連行されていた。
3日に公開された訴状によると、この2人はハロウィンイベントを襲撃する計画を立てていたとされる。
ボンディ(Pam Bondi)司法長官は3日の記者会見で、「FBIが罪のない人命が失われる前にこの計画を阻止した」と述べ、捜査官たちを称賛した。
訴状によると、米国籍のモハメド・アリ(Mohmed Ali)とマジェド・マフムード(Majed Mahmoud)はショットガン、AR15式ライフル、セミオートライフルの発射速度を上げる装置を購入したとされる。
この2人と3人の共犯者はミシガン州内の射撃場で射撃練習を行い、さらに州郊外の山林でも射撃練習を行ったとされる。
訴状によると、5人は暗号化された通信やソーシャルメディアアプリケーションを使用して、テロ攻撃を起こした過激派やISIS関連の資料を共有していたとされる。
FBI捜査官は10月31日の家宅捜索で複数のAR15式ライフル、ショットガン、拳銃、戦術用ベストに加え、ライフル対応弾薬1600発以上を押収したと報告している。
当局は5人の認否を明らかにしていない。
