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米ミシガン州テロ計画、10代の男2人逮捕、捜査続く

FBI捜査官は10月31日の家宅捜索で複数のAR15式ライフル、ショットガン、拳銃、戦術用ベストに加え、ライフル対応弾薬1600発以上を押収した。
2025年10月31日/米ミシガン州ディアボーン、FBI合同テロ対策本部のメンバー(Getty Images/AFP通信)

連邦捜査局(FBI)がハロウィンを標的とするテロ攻撃を阻止した事件について、当局は5日、ニュージャージー州在住の10代2人を逮捕したと明らかにした。

FBIのパテル(Kash Patel)長官は先月末、ミシガン州ディアボーンで複数の容疑者がハロウィンに合わせて暴力的なテロ攻撃を計画した疑いで逮捕されたと明らかにした。

この家宅捜索で複数の銃器が押収され、16歳から20歳の少なくとも2人が逮捕、3人が事情聴取のため連行されていた。

ABCニュースは警察筋の話しとして、「ニューヨーク市警とFBI支局はイスタンブール行きの便に搭乗しようとした19歳の男を逮捕した」と報じた。

もう1人の容疑者も19歳の男と伝えられている。

テロ攻撃を計画したとされる米国籍のモハメド・アリ(Mohmed Ali)とマジェド・マフムード(Majed Mahmoud)は10月31日に逮捕・送検された。

3日に公開された訴状によると、この2人はショットガン、AR15式ライフル、セミオートライフルの発射速度を上げる装置を購入したとされる。

この2人と3人の共犯者(勾留中)はミシガン州内の射撃場で射撃練習を行い、さらに州郊外の山林でも射撃練習を行ったとされる。

訴状によると、5人は暗号化された通信やソーシャルメディアアプリケーションを使用して、テロ攻撃を起こした過激派やISIS関連の資料を共有していたとされる。

FBI捜査官は10月31日の家宅捜索で複数のAR15式ライフル、ショットガン、拳銃、戦術用ベストに加え、ライフル対応弾薬1600発以上を押収した。

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