報道車両の下に「発火装置」設置、男2人逮捕 米ユタ州
容疑者2人の身元と認否は明らかになっておらず、動機も不明だ。
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米ユタ州ソルトレイクシティで報道車両の下に発火装置を設置したとして、2人の男が逮捕された。警察が14日、明らかにした。装置は作動せず、ケガをした人もいなかった。
地元警察によると、発火装置とみられる物体は12日、報道関係の車の下で見つかったという。
CBSニュースは裁判記録を引用し、「ガソリンとみられる燃料が入った焼夷弾は点火されたが、うまく作動しなかった」と伝えている。
FBI(連邦捜査局)が2人の容疑者を特定し、捜索令状を執行した。
ABCニュースによると、58歳と31歳の男2人が逮捕され、武器所持及びテロ脅迫関連の罪に問われる見通し。
FBIと州捜査局が家宅捜索を行い、少なくとも2つの爆発装置を発見。その後の調査で、これは爆弾に見せかけた偽物であることが判明したという。
容疑者2人の身元と認否は明らかになっておらず、動機も不明だ。
ユタ州では先週、著名な保守系活動家であるチャーリー・カーク(Charlie Kirk)氏が殺害されて以来、多くの報道関係者が集まっている。