◎オランダの法律は航空会社の職員に対し、フライトの10時間前からの飲酒を禁じている。
米デルタ航空の旅客機(Getty Images)

デルタ航空の客室乗務員2人がオランダ・アムステルダムで搭乗前のアルコールチェックを通過できず、罰金を科せられた。同社が2日、明らかにした。

それによると、2人は11月29日の便でニューヨークのジョン・F・ケネディ国際空港に飛ぶ予定であったが、アルコールチェックで不合格となり、搭乗できなかったという。

オランダの法律は航空会社の職員に対し、フライトの10時間前からの飲酒を禁じている。オランダのメディアによると、アムステルダム空港の航空監視チームは定期的に乗務員のアルコールチェックを行っているという。

不合格となった2人のうち1人からは許容量の7倍を超えるアルコールが検出され、1900ユーロの罰金。もう1人は275ユーロの罰金となった。

デルタ航空は声明で、「弊社のアルコール・ポリシーは業界で最も厳しく、違反は許されない」と強調した。

この2人が搭乗を予定していた便は予定時刻に出発した。

オランダ警察によると、別の航空会社の客室乗務員も先週、アルコールチェックで不合格となり、1800ユーロの罰金を科せられたという。

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