◎現場はルイビル郊外の着色料を製造する工場の敷地内。12日の午後3時頃に大きな爆発が起きた。
米ケンタッキー州ルイビルの工場で大きな爆発があり、2人が死亡、4人が入院した。当局が13日、明らかにした。
現場はルイビル郊外の着色料を製造する工場の敷地内。12日の午後3時頃に大きな爆発が起きた。
当局は12日午後の声明で、11人が負傷し病院に搬送されたと明らかにしていた。
爆発の原因は明らかになっておらず、消防と警察が調べている。火災は発生しなかった。
現地メディアによると、この工場は食品などに使用される着色料を製造しているという。
消防は「工場の従業員全員の安否を確認した」と報告していたが、12日の夜遅く、現場で2人の遺体を発見したと明らかにした。
死傷者は全員、工場の従業員であった。
ルイビル大学病院の広報担当はABCニュースの取材に対し、「13日未明の時点で4人が入院しているが、全員容体は安定している」と述べた。
当局は爆発後、半径2キロ圏内の住民に避難命令を出し、数時間後に解除した。
アルコール・たばこ・火器爆発物取締局(ATF)が現場に担当官を派遣し、重大事故として調査している。