動物園から盗まれた絶滅危惧種のカメ2匹保護、警察が捜査 米インディアナ州
エジプトリクガメとクモノスガメは10月11日午前10時から12日午前10時の間に盗まれた。
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米インディアナ州インディアナポリスの動物園から絶滅危惧種に指定されている2匹のカメが盗まれた事件について、捜査当局は28日、この2匹が無事保護されたと明らかにした。
インディアナポリス動物園は28日夜にインスタグラムアカウントを更新。「行方不明になっていた2匹のカメが地元警察によって無事回収され、動物園へ戻ったことをお知らせできることを大変嬉しく思います」と書いた。
警察によると、エジプトリクガメとクモノスガメは10月11日午前10時から12日午前10時の間に盗まれた。
両種とも国際自然保護連合(IUCN)のレッドリストで「絶滅危惧IA類(絶滅の危機が極めて高い)」に指定されている。
警察によると、28日の午後4時頃、動物園近くの公園内の歩道を歩いていた市民から通報があった。
警察官が現場に急行し、通報者と合流。滝の近くに放置された段ボール箱を確認した。
箱の上にはインディアナポリス動物園に言及したメモが添えられていたという。
通報者は先に箱を開け、2匹のカメが入っていることを確認していた。
インディアナポリス警察は27日の声明で、「2匹にはマイクロチップが埋め込まれており、エジプトリクガメは腹部に目立つ傷跡がある」と説明していた。
警察が窃盗事件として捜査している。
