米ネブラスカ州工場爆発、少女2人と成人男性死亡
爆発はフリーモントに本社を置く燃料レペットと動物用敷料を製造する会社「ホライズン・バイオフューエルズ」の建屋内で29日の正午頃に発生した。
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米ネブラスカ州フリーモントの工場で発生した爆発について、当局は30日、男性1人と子供2人の遺体を収容したと明らかにした。
爆発はフリーモントに本社を置く燃料レペットと動物用敷料を製造する会社「ホライズン・バイオフューエルズ」の建屋内で29日の正午頃に発生した。
フリーモント消防局は29日午後の記者会見で、「署員が現場に到着した際、敷地の中央にある建物の全体から煙と炎が噴出していた」と語った。
また同署は建屋内にいた3人と連絡が取れなくなっており、署員が捜索していると述べていた。
フリーモント市長によると、その後の捜索活動で成人男性と12歳未満とみられる少女2人の遺体を発見・収容したという。
市長は声明で、「3人の身元は現時点では公表されない」と述べた。
現地メディアによると、火事は30日午後の時点で鎮火しておらず、消防が消火活動を継続中。
爆発が起きた建屋は倒壊する恐れがあるため、消防が対応を協議している。
爆発の原因は明らかになっておらず、消防と警察が関係者から話しを聞いている。
州消防局の責任者は30日の記者会見で、「2人の少女は従業員の家族で、たまたま現場に居合わせ、爆発に巻き込まれたとみられる」と語った。