▽事件は西部の人気観光地ビミニ湾で7日の午後6時30分頃に発生。米国在住の女性2人がサメとみられる生き物に襲われた。
![](https://kagonma-info.com/wp-content/uploads/2025/02/中米バハマのビーチ(Getty-Images)-1.jpg)
中米バハマのビーチで米国籍の女性2人がサメに襲われ、1人が重傷、もう1人も治療を必要とするケガを負った。バハマ当局が10日、明らかにした。
それによると、事件は西部の人気観光地ビミニ湾で7日の午後6時30分頃に発生。米国在住の女性2人がサメとみられる生き物に襲われた。
バハマ警察は声明で、「2人は下半身に怪我を負い、うち1人は重傷である」と述べた。
2人は地元の病院で治療を受け、その後、ニュープロビデンス島に空輸され、さらに治療を受けた。2人はその後米国に戻ったという
被害者の1人は足の損傷を修復するために3度目の手術を受ける予定。女性の家族はABCニュースの取材に対し、「フロリダ州オーランドで手術を受ける」と明らかにした。
2人を襲ったサメの種類は特定されていない。
フロリダ自然史博物館の統計によると、2023年に世界で確認されたサメ関連の事故は確認できているだけで69件。過去10年間では世界で数十人が死亡している。
直近の事故はエジプト南東部マルサアラムのビーチで24年末に発生。観光客がサメに襲われ、1人が死亡、1人が負傷した。
オーストラリア・サウスオーストラリア州では1月初め、サーファーが行方不明になった。当局はサメに襲われた可能性高いと報告している。遺体は見つかっていない。