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米ミズーリ州で銃撃事件、保安官代理と容疑者死亡、2人負傷

事件は23日午後、ミズーリ州南西部のハイランドビル付近で発生した。
パトライト(Getty Images)

ミズーリ州で郡保安官に対する銃撃事件が発生し、保安官代理が死亡、2人が負傷した。当局が24日、明らかにした。それによると、事件は交通取締中の発砲から始まり、逃走した容疑者との追跡劇を経て銃撃戦に発展した。

事件は23日午後、ミズーリ州南西部のハイランドビル付近で発生した。ストーン郡保安官事務所によると、リチャード・ディーン・バード(Richard Dean Byrd、45歳)容疑者が道路上での交通取り締まり中に突然発砲し、クリスチャン郡保安官事務所所属の保安官代理1人死亡した。容疑者はその場から逃走、ピックアップトラックを放置して森の中へ逃げ込んだという。

ミズーリ州高速道路警察隊は容疑者の車両の画像を公開し、「ブルーアラート」を発令して捜索を開始した。ブルーアラートは法執行官が負傷または殺害された際に発令される警戒情報で、容疑者の特定と迅速な捜索を促すものである。警察のヘリコプターが森の中で高熱源を探知した後、捜査官らがその地点へ接近した際、容疑者は再び銃を発砲した。

この銃撃で保安官代理2人が被弾。当局によると、2人の命に別条はないという。容疑者はその後も銃撃を続けたが、現場に到着した別の捜査官らが応戦し、射殺された。

クリスチャン郡保安官事務所は記者会見で、「容疑者は保安官たちが近づいた瞬間、即座に発砲した」と述べ、事件の激しさを語った。また、亡くなった保安官代理については同僚や地域社会に愛されていた人物で、その損失は計り知れないと哀悼の意を表した。亡くなった代理の氏名については一部メディアが報じているが、当局は公式発表を控えている。

事件後、地元だけでなく州全体の法執行機関や住民から哀悼と支援のメッセージが寄せられた。クリスチャン郡保安官事務所は「今日は長く困難な一日であり、これからの日々はさらに難しいものになるだろう」と述べるとともに、「市民の安全を確保するためにわれわれができることを尽くす」と述べた。封鎖されていた州道160号線はその後再開されたが、事件の余波は地域社会に深い影を落としている。

このように、日常的な取り締まりが一瞬にして悲劇的な結末を迎えた今回の事件は、警察官の危険な現場対応の現実を改めて浮き彫りにした。現在も事件の詳細な経緯や動機について当局が調査を続けている。

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