米バージニア州の大学構内で銃撃事件、2人重傷、容疑者死亡
大学の緊急通知によると、銃撃は午前10時50分ごろ発生し、男が建物内で発砲したとの情報を受けて大学警察や地元ノーフォーク警察、救急隊が現場に急行した。
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米東部バージニア州ノーフォークにあるオールド・ドミニオン大学構内で12日午前、男が銃を発砲し、2人が負傷した。大学当局によると、銃撃した男はその後死亡し、当局が事件の詳しい経緯を調べている。
事件が起きたのは同大学キャンパス内の「コンスタント・ホール」と呼ばれる建物、主にビジネス関連の授業が行われている施設である。大学の緊急通知によると、銃撃は午前10時50分ごろ発生し、男が建物内で発砲したとの情報を受けて大学警察や地元ノーフォーク警察、救急隊が現場に急行した。大学は学生や教職員に対し、避難や隠れるなどの行動を促す「ラン・ハイド・ファイト」の安全手順に従うよう警告し、周辺への立ち入りを避けるよう呼びかけた。
銃撃により2人が負傷し、地元の総合病院に搬送された。報道によると、2人はいずれも意識不明の重体とされている。現場では警察や大学当局が建物を封鎖して捜索を進め、約1時間後には「キャンパスへの差し迫った脅威はもはや存在しない」とする安全宣言が出された。
容疑者とされる男は現場で死亡していることが確認されたが、どのように死亡したのかは現時点で明らかになっていない。また、男や被害者が大学の学生や職員であったかどうかも確認されておらず、警察が身元や動機を含めて捜査を進めている。
事件当時、建物内では試験を受ける学生も多く、目撃者によると、銃声や叫び声が聞こえた後、火災警報が鳴り響き、学生らが一斉に建物の外へ避難するなど現場は一時騒然となったという。大学は事件を受け、当日の授業とキャンパス活動をすべて中止し、コミュニティーへの支援を行う方針を示した。
オールド・ドミニオン大学は約2万4000人の学生が在籍する州立大学で、海軍基地が近い地域に位置することでも知られている。バージニア州知事は声明で、州として大学や地元当局と連携し必要な支援を行うと述べた。連邦捜査機関のアルコール・たばこ・火器爆発物取締局(ATF)なども捜査に協力している。
警察は現在、現場の状況や銃撃に至った経緯について詳しく調べており、大学側も学生や教職員への情報提供を続けている。今回の事件は米国の大学キャンパスにおける銃暴力の問題を改めて浮き彫りにする出来事となった。
