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カナダ・ケベック州で銃撃事件、2人死亡、容疑者逃走中

これまでのところ、州警察は容疑者の具体的な特定や動機について明らかにしていないが、組織犯罪や薬物取引との関連性を示唆し、内外の捜査機関と連携して捜査を進める方針である。
パトライトと規制線(Getty Images)

カナダ東部ケベック州のミスティッシニにある先住民コミュニティで28日夜、銃撃事件が発生し、30代の男性2人が死亡した。ケベック州警察が明らかにした。

それによると、現時点で一般住民に対する新たな脅威はないという。ケベック州の遠隔地で発生、人口約4000人の地域社会に衝撃を与えた。

州警察は声明で、「死亡した男性2人は現地住民で、現場の車内で死亡した状態で発見された」と明らかにした。発見は午後9時ごろで、その後搬送先の医療機関で死亡が確認された。容疑者の身柄はまだ拘束されておらず、警察は組織犯罪や薬物取引に関連している可能性があるとみて捜査を進めている。

この事件を受けて、州政府は声明を発表し、地域社会全体に対して冷静さを保つよう呼び掛けた。また死亡した2人に哀悼の意を表し、住民に警察の捜査に協力するよう求めた。事件発生直後には地域全体でロックダウン措置が取られ、住民は自宅待機や外出自粛を要請された。学校やコミュニティ施設も一時閉鎖され、地域の安全が確認されるまで通常の活動は制限される見通しである。

ミスティッシニはケベック州の北部に位置する先住民のコミュニティで、地理的に孤立した環境にある。この地域での銃撃事件は珍しく、住民の間では不安が広がっている。州警察は事件の詳しい背景を解明するために捜査員を派遣し、現地で証拠収集や関係者への事情聴取を進めている。地域住民や関係者からの情報提供も求められており、事件解決に向けた捜査が急がれている。

これまでのところ、州警察は容疑者の具体的な特定や動機について明らかにしていないが、組織犯罪や薬物取引との関連性を示唆し、内外の捜査機関と連携して捜査を進める方針である。先住民コミュニティの安全確保と再発防止に向けた取り組みが今後の課題となる。また、地域社会の信頼回復に向けた支援の必要性も高まっている。

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