▽事故はロッキー山脈の麓にあるウィンターパークスキーリゾートで21日の午後12時過ぎに発生した。
米コロラド州のスキーリゾートでゴンドラが故障し、174人のスキーヤーとスノーボーダーが救助を必要とする事態となった。現地メディアが22日に報じた。
それによると、事故はロッキー山脈の麓にあるウィンターパークスキーリゾートで21日の午後12時過ぎに発生した。
スキーヤーたちの救助作業は午後1時頃から始まり、午後6時までに全員が救助された。ケガをした人はいなかった。
スキー場の広報担当によると、部品の不具合により緊急停止したとみられる。消防と警察が調べている。
このゴンドラは密閉式で10人程度を一度に運ぶことができる。
広報担当はABCニュースの取材に対し、「ゴンドラに閉じ込められたスキーヤー全員に10ドルのクーポン券と今年または来年のリフト券2枚を渡した」と語った。
スキー場はホームページに声明を投稿。影響を受けた利用客に謝罪し、故障したゴンドラの部品を特定したと報告。22日午後に新しい部品を取り付け、点検を行った後、運用を再開する予定だという。
このゴンドラは異常を検知すると管理事務所に警告を出すよう設計されている。スキー場によると、ゴンドラは部品の異常を検知して停止したとみられる。