メキシコ大統領「アリゲーター・アルカトラズにメキシコ人14人収容」

この施設はマイアミから60キロほど離れた、アリゲーター、クロコダイル、ニシキヘビが生息する広大な湿地帯に位置し、徒歩での脱出は不可能とされる。
米フロリダ州に新たに設置された不法移民収容施設、通称「アリゲーター・アルカトラズ」の警備員のイメージ(Department of Homeland Security/AP通信)

メキシコのシェインバウム(Claudia Sheinbaum)大統領は22日、米フロリダ州に新たに設置された不法移民収容施設、通称「アリゲーター・アルカトラズ」に14人のメキシコ人が収容されていると明らかにした。

シェインバウム氏は定例会見で「14人の送還を求めている」と語った。

この施設はマイアミから60キロほど離れた、アリゲーター、クロコダイル、ニシキヘビが生息する広大な湿地帯に位置し、徒歩での脱出は不可能とされる。

トランプ政権は移民を追放するという政策に基づき、この恐ろしいイメージを利用している。

シェインバウム氏は以前の会見で、トランプ(Donald Trump)大統領が1月20日に就任して以来、7万3533人が航空機によってメキシコに送還され、その中に6万7008人のメキシコ人が含まれていると明らかにしていた。

現地メディアによると、アリゲーター・アルカトラズの運営コストは1年で4億5000万ドル(約659億円)と見込まれている。

SHARE:
この記事が気に入ったら
フォローしよう
最新情報をお届けします