◎事件は10月15日に発生。12人はSNSで被害者を校外の寮に呼び出し、暴行を加えた。
米メリーランド州のソールズベリー大学で性的指向を理由に男子学生を暴行したとされる12人が起訴された。警察が8日、明らかにした。
それによると、事件は10月15日に発生。12人はSNSで被害者を校外の寮に呼び出し、暴行を加えたという。
ソールズベリー警察は声明で、「12人は現場で被害者を取り囲み、暴行を加え、唾を吐きかけ、被害者を何度も蔑んだ」と述べた。
それによると、被害者は何度も逃げようとしたが、床に押し倒され、数十分に渡った暴行を受けたという。
被害者はその後、医師の診察を受け、全身打撲に加えてろっ骨を骨折していたことが分かった。
警察によると、被害者は性的指向を理由に狙われたという。
警察は12人のうちの1人が現場で撮影した動画も押収したとしている。
被害者は10月31日に被害届を提出。18~21歳の男12人が逮捕・起訴された。12人は全員、ソールズベリー大学の学生であった。
警察は12人の認否を明らかにしていない。