米ミシガン州のウォルマートで無差別襲撃事件、11人負傷、42歳男逮捕
42歳の男が現行犯逮捕された。
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米中西部ミシガン州グランドトラバース郡のウォルマートで26日午後、男が折りたたみ式ナイフで無差別に人々を刺し、11人が負傷した。地元当局が明らかにした。
それによると、事件は同州トラバースシティにある小売り大手ウォルマートの店舗内で午後4時40分頃に発生。42歳の男が現行犯逮捕された。
グランドトラバース郡保安官事務所は声明で、「容疑者は折りたたみ式ナイフを所持し、単独で行動していた」と明らかにした。
また同事務所は「通報から数分後に保安官代理が現場に到着し、容疑者の身柄を確保した」と述べた。
負傷者のうち3人は市内の病院で手術を受け、残り8人の容体は確認中。11人の内訳は男性6人、女性5人であった。
グランドトラバース郡保安官事務所のマイケル・シーア(Michael Shea)保安官は26日夜の記者会見で、「容疑者は凶器の折りたたみ式ナイフを所持し、店内にいた利用客を手当たり次第に刺したとみられる」と語った。
またシーア氏は「現時点で容疑者が特定の個人を狙ったとは考えていない」と述べた。
容疑者はレジ付近でナイフを取り出し、利用客に襲いかかったという。
警察は容疑者の認否を明らかにしていない。
トラバースシティの人口は約1.6万人。ミシガン州北部に位置する。