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米ミシガン州で100台が絡む多重衝突事故、暴風雪による視界不良

事故は19日午前、州間高速道路196号線で起きた。事故現場はグランドラピッズ南西付近で、雪による視界不良や路面の凍結が原因とみられている。
2026年1月19日/米ミシガン州グランドラピッズ、多重追突事故が発生した現場(AP通信)

ミシガン州で19日、大規模な多重衝突事故が発生し、100台を超える車両が被害を受けた。事故は19日午前、州間高速道路196号線で起きた。事故現場はグランドラピッズ南西付近で、雪による視界不良や路面の凍結が原因とみられている。

ミシガン州警察は朝の通勤時間帯に事故が発生したと報告。196号線全線を閉鎖した。現場では乗用車だけでなく30台以上の大型トレーラーも巻き込まれ、これらの車両が互いに衝突したり路外に滑り落ちたりした。警察によると、複数の負傷者が報告されたが死者はいないという。

事故に遭遇した男性はAP通信の取材に対し、「雪が道路を横切るように吹き付け、視界がほとんどなかった」と語った。男性は30~35キロで走行していたが、前方がほとんど見えず、事故を避けるため路肩に車を寄せて停車したという。「後方からの衝突を避けるためにそうしたが、背後で次々と衝撃音がして非常に怖かった」と述べた。

オタワ郡保安官事務所によると、多くの車が玉突き状態となり、路外に滑り落ちた車もあったという。立ち往生した運転者らはバスで近くのハドソンビル高校まで送られた。現場では車両の撤去作業が続き、閉鎖は数時間に及ぶ見込みである。

この多重事故は米国を横断する大規模な冬の嵐の影響の一部である。気象台はミネソタ州北部から東部にかけてウィスコンシン、インディアナ、オハイオ、ペンシルベニア、ニューヨークなど広範囲にわたり、極寒や冬の嵐の可能性について警報を発令している。

この嵐は南部にも影響を及ぼし、前日にはフロリダ州でも雪が観測された。マサチューセッツ州やシカゴのNFLのプレーオフでは、強い雪のために選手がボールを保持しにくくなる場面も見られた。また気象台はフロリダ北中部やジョージア南東の広い範囲で、19日夜から20日にかけて氷点下の気温になる可能性があると警告している。

事故後、複数の牽引会社が極寒の中で現場に集結し、立ち往生した車両の撤去に当たっている。

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