米アイダホ州の駐車場でトラックが爆発、1人死亡、原因調査中

地元消防や警察によると、爆発は午前7時15分ごろ、ルイストン市内の駐車場で発生。トラックの運転席付近で1人が死亡しているのが確認された。

米アイダホ州ルイストンで13日朝、駐車場に停まっていたトラックが爆発し、乗っていたとみられる1人が死亡した。

地元消防や警察によると、爆発は午前7時15分ごろ、ルイストン市内の駐車場で発生。トラックの運転席付近で1人が死亡しているのが確認された。爆発によって近隣の施設にも被害が出たが、現時点で他の負傷者の情報はない。

事故を受けて現場にはルイストン消防局、ルイストン警察署、アイダホ州警察、ネズパース郡当局など複数の機関が出動し、周辺一帯は一時立ち入りが制限された。

トラックが爆発した原因は調査中で、警察は「現時点で事件性は認められない」としている。近隣住民や通行人への即時の危険はないとされるものの、捜査と安全確保のため当面の間、現場付近の通行を避けるよう呼びかけている。

初期の調査によると、トラックはガソリンやプロパンガスのタンクなど可燃性物質を積載していた可能性があるという。当局はこうした内容物が爆発の一因となった可能性を含め、さまざまな角度から調査を進めている。爆発後に火災が発生しなかった点も特異な状況として確認されている。

現場周辺では衣料品店、近くのホテルなども衝撃波の影響を受けた。破片や衝撃による損壊が見られるという。

周辺住民への直接的な被害は報告されていないものの、捜査と安全対策を優先するため、当局は引き続き現場周辺での注意を呼びかけている。

この爆発事故を受けて、ルイストン消防局や警察は住民に対し最新情報に留意するよう促している。一方で捜査はまだ初期段階にあり、爆発原因や積載物の詳細については今後の専門的な分析が待たれる。