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米ニュージャージー州のファストフード店で銃撃事件、7人死傷、容疑者逃走中


事件は11日の午後9時ごろ、同州ユニオンの国道22号沿いにある店舗で発生した。
2026年4月12日/米ニュージャージー州ユニオン郡、銃撃事件が発生した現場(Getty Images/AFP通信)

ニュージャージー州ユニオン郡のファストフード店「チックフィレイ(Chick-fil-A)」店舗内で銃撃事件が発生し、1人が死亡、6人が負傷した。地元当局が12日、明らかにした。

それによると、事件は11日の午後9時ごろ、同州ユニオンの国道22号沿いにある店舗で発生した。通報を受けて警察が駆け付けたところ、計7人が被弾し、このうち1人が現場で死亡した。残る6人は病院に搬送され、いずれも命に別条はないという。

捜査を担当するユニオン郡検察局はX(旧ツイッター)に声明を投稿。現時点で容疑者の拘束には至っていないが、初動捜査の結果、無差別攻撃ではない可能性が高いとみられていると書いた。また、現時点で地域社会に対する差し迫った脅威はないとしている。動機は不明で、捜査が続けられている。

目撃者によると、複数の覆面をした人物が店内に押し入り、カウンターの奥に侵入した後、発砲したという。店内にいた客や従業員は突然の銃声に逃げ惑い、混乱状態に陥った。近くにいた配車サービスの運転手はABCニュースの取材に対し、7発以上の銃声を聞いたと証言している。

事件発生後、警察による安全確認が完了するまで多くの従業員が外に出られない状況が続いた。店の外には従業員の家族や関係者が集まり、安否確認を待つなど緊迫した状況となった。

ニュージャージー州のシェリル(Mikie Sherrill)知事は声明を発表し、「負傷者とその家族に思いを寄せる」と述べるとともに、捜査当局と連携して状況を注視しているとした。

今回の事件は米国内で相次ぐ銃撃事件の一例となった。民間団体の集計では、2026年に入ってから全米で発生した「大量銃撃事件」はすでに100件に達しており、銃規制の在り方を巡る議論が改めて高まる可能性もある。

警察と検察は引き続き関係者への聞き取りや現場の鑑識を進め、犯行の経緯や背景の解明を急いでいる。

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