◎少年の身元と年齢は明らかにされていない。
ドイツ西部コブレンツでイスラム過激派の影響を受けた少年がパイプ爆弾攻撃を企てたとして逮捕された。警察が28日、明らかにした。
それによると、少年は26日夕方に逮捕され、テロ等準備罪に問われている。
少年の身元と年齢は明らかにされていない。
当局によると、少年はネット上で過激化し、イスラム国(ISIS)を賛美するプロパガンダを投稿したり、他のユーザーと共有していたという。
ドイツ通信社(dpa)は警察筋の話しとして、「少年は以前から当局の監視対象になっていた」と伝えている。
警察は少年の自宅を家宅捜索し、銃剣2本とパイプ4本を押収したとしている。
当局によると、少年はパイプ爆弾を製造し、テロ攻撃を計画していたとみられる。少年はインターネットでパイプ爆弾の製造方法を調べていたようだ。
公共報道ARDは28日、「少年のテロ計画は実行段階になく、爆発物や爆発物製造に必要な物質は見つかっていない」と報じた。
コブレンツの裁判所は28日、少年の勾留を延長するよう命じた。