ドイツ南部で旅客機が緊急着陸、乱気流に遭遇、9人負傷
旅客機は4日夜にバイエルン州の空港に緊急着陸した。
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ドイツ南部で発生した暴風雨により、英ライアンエアー社の旅客機が緊急着陸を余儀なくされ、9人が病院に搬送された。警察が5日、明らかにした。
それによると、旅客機は4日夜にバイエルン州の空港に緊急着陸したという。
同機はベルリンからイタリア・ミラノに向かっていた。
警察は声明で、「乗客179人と乗員6人を乗せたライアンエアー機は午後8時30分頃に非常に激しい乱気流に遭遇し、パイロットはバイエルン州メミンゲン空港への緊急着陸を要請。乗客8人と乗員1人が負傷した」と明らかにした。
それによると、3人がメミンゲンの病院で治療を受け、他の負傷者は退院した。ライアンエアーは予防措置として、乗客全員のケガの有無をチェックしたとしている。
ドイツ当局は同機の飛行再開を許可せず、ライアンエアーは乗客のためにバスを手配した。ミラノはメンミゲンの南方約380キロに位置する。
ドイツ通信社(dpa)によると、南西部バーデン・ビュルテンベルク州での暴風雨で複数の住宅が損壊したという。