◎不法移民を取り締まっていたパトカーがスイスナンバーの不審なワゴン車を発見し、停止を求めたところ、ワゴン車がスピードを上げた。
クロアチア、首都ザグレブ郊外の高速道路(AP通信)

クロアチア東部で移民を乗せたワゴン車が道路から逸脱、外灯に衝突し、14人が負傷した。警察が9日、明らかにした。

それによると、事故は午前3時頃に発生。不法移民を取り締まっていたパトカーがスイスナンバーの不審なワゴン車を発見し、停止を求めたところ、ワゴン車がスピードを上げたという。

数分後、ワゴン車は道路を逸脱して外灯に激突した。

現地メディアによると、7人の子供を含む14人が負傷したという。

警察が運転手から話しを聞いている。移民の国籍は明らかになっていない。

中東、アフリカ、アジアの移民はトルコからギリシャ、ブルガリア、北マケドニア、セルビア、ボスニアへと続くバルカン半島の陸路で豊かな西欧を目指す途中、クロアチアを通過する。

移民たちは無許可で国境を越えるために、しばしば人身売買業者の助けを借りている。

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